フィリピンの学校が長期休暇に入り、マニラの水族館「マニラオーシャンパークBehind Quirino Grandstand Luneta Manila City」に現在、多くの家族が訪れている。
フィリピンの義務教育は幼稚園1年、小学校6年、ハイスクール6年の13年間。ほとんどの学校で新学期は6月に始まり3月に終わる。年間を通じて平均気温が25度以上あるマニラでは雨期が終わる3月~5月は非常に暑くなり、学校は4月5月、夏休みで2カ月間休校となる。
マニラオーシャンパークは、5ヘクタールの敷地に海洋水族館、ホテル、20店以上のレストラン、ゲームセンターなどを備える。来年3月に開業10周年を迎える。
15以上のアトラクションがあり、人魚のヒレを身に着け人魚になりきって泳ぐ「マーメードエクスペリエンス」、アシカの調教師を体験する「ビー・ア・シーライオン・トレーナー」は特に人気という。フィリピンはセルフィー大国(携帯電話での自撮りを愛する国)といわれ、シャッターチャンスが多いアトラクションに人気が集まる傾向があるという。
友達と遊びに来たというローズさんは「今日は人魚になりにきた。小さな頃、テレビで見たアニメの人魚姫に憧れていて、いつかはなりたいと思っており、今日ようやく思いが遂げられる」と笑う。
4月13日~16日はホーリーウイークと呼ばれる大型連休でショッピングモールも休業となるが、同パークは営業する。
開館時間は10時~21時(土曜・日曜・祝日は9時~)。