マニラ首都圏マカティ市にオープンした日本料理店「AKIRA（Ayala Ave. Extension cor. Malugay St. Makati　TEL+63-917-706-7328）」がオープンして4カ月がたった。

チョーク攻撃を試みる店員

「AKIRA」の本店はマンダルーヨン市のエドサシャングリラ（Edsa Shangri-La） にある。マカティ店はフランチャイズで本店がメニューや接客をサポートしている。

　オーナーのギルバートさんは「日本人が多いビジネス街の近くに出店すれば多くの日本人に利用してもらえる。また、今、フィリピンでも日本食がヘルシーで人気が高まっている。お金に余裕のある人たちがフィリピンでも増えてきたので高級なイメージの強い日本料理を広めていけるのではないか」と出店に踏み切った。
メニューは日本でも修業経験のあるフィリピン人シェフのトムさんが担当する。トムさんは「10年以上日本料理店で働いてきたので何でも作ることができる。本物の日本料理を楽しんでもらいたい」と話す。同店スタッフの制服は、背中に日の丸、胸に「名誉」と力強い墨書きが意気込みを見せる。

ランチでは大きな弁当箱のエグゼクティブ弁当（=568ペソ～）が人気。サーモングリルや天ぷら、トンカツから選べる。ディナーはナイフやフォークをジャグリングのような演出で調理する「日本スタイル」の鉄板焼きをリーズナブルな価格で提供する。

アメリカ産牛肉のテンダーロイン150ｇセット（＝948ペソ）ならばチキン、エビ、ガーリックライス、みそ汁付がついてくる。店名にアートオブすしと鉄板焼きとつけるほど、すしにもこだわっている。トムさんは「創作巻きずしに力を入れている。見た目も楽しめる工夫をしているので試してほしい。特にうなぎの巻きずしがおすすめです」と力を込める。

営業時間は10時～22時。