マニラ首都圏タギッグ市のスパニッシュレストラン「Las Flores」が7月、オープン4周年を迎える。
フィリピンはスペインの植民地として統治された期間が長かったことから、スペイン文化の影響を非常に強く受けている。スペイン人を先祖に持つ人も多く、家庭料理もスペイン風の調理方法が見受けられる。
同店ではスペイン人シェフを常駐させ、スペイン風ではない本格スペイン料理を目指しているという。人気の「Paella Negra(パエリア・ネグラ)」(645ペソ=約1,612円)はイカスミを使った真っ黒なパエリア。「魚介類をふんだんに使い仕上げにカツオブシをアクセントに使っている」とオーナーのウリ・シングラさん。エビをスパイシーガーリックオイルで揚げた「Gambas Al Ajillo(ガンバス・アル・アヒージョ)」(435ペソ=約1,087円)も人気。
アリさんは日本が大好きで、「日本に初めて訪れた時に日本の文化に魅了された。盛り付けなどで日本のやり方を取り入れている」という。「日本人にも本格スペイン料理にぜひトライしてもらいたい」と呼び掛ける。
営業時間は11時~翌1時(金曜、土曜は翌2時まで)。