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フィリピンに日本商品のセレクトショップ120店舗展開へ メトロマニラに1号店

クールジャパンショップのポスター

クールジャパンショップのポスター

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 フィリピンでショッピングモールサイトなどを運営する「Hallo Hallo Inc(ハロハロ・インク)」が日本商品のセレクトショップ「クールジャパンショップ」を10月からマニラ首都圏で展開する。

ハロハロ・インクは「クールジャパン・ビジネスマッチンググランプリ2015」でグランプリを受賞

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 ハロハロ・インクはフィリピンでさまざまな事業を展開しているハロハロプロジェクトの中核企業で、フィリピン最大級のショッピングサイト「ハロハロモール」、求職サイト「ハロハロジョブ」、レストランガイドサイト「ハロハロタウン」などを運営する。ハロハロ・インクと提携し、不動産を扱う「ハロハロ・ホーム」やカーリースを手掛ける「ハロハロカー」などの企業が10社以上あり、アライアンスという緩やかなつながりで協業する。

 「ハロハロとはごちゃ混ぜにして食べるフィリピンのデザート。日本ではコンビニが20年前に日本に持ち込み名前は日本人にはなじみがあるのでは。さまざまな業種と提携、協力してスケールメリットを最大化しようというのがハロハロプロジェクト。各企業間に上下関係はなく全くの仲間として協業している。ごちゃ混ぜにすることでおいしさが膨らむのがハロハロの長所」とハロハロ・インク代表の岡田泰成さん。

 10月から展開するクールジャパンショップではフィリピンでは同店でしか買えない日本の商品を中心に扱う予定という。「日本の洗練された和菓子や工夫されたスィーツ、漬物、日本酒、伝統工芸品やサプリメントなどの良品を広める」と岡田さんは胸を張る。

 フィリピンは公共交通機関が発達しておらず、ショッピングは大型モールを利用するのが主流となっている。クールジャパンショップは独立店舗としては展開せずに大型モールの中に出店し2017年3月末までに120店舗を展開するという。

 「クールジャパンショップは日本の文化をフィリピンに発信する拠点となる。同ショップに出品、参画したい企業はぜひ名乗り出てほしい」岡田さんはと呼び掛ける。「夢はフィリピンの貧窮をなくし、誇りを持って働ける職場を作ること。まずは社員1万人が目標」とも。

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