マニラ首都圏パラニャーケ市の庶民派ヨガ教室「Yoga Philippines(ヨガ・フィリピン)」がリニューアル移転して6カ月がたった。
同エリアでは現在、ヨガブーム到来と言えるほどヨガ教室の新規オープンが続いている。同教室のオーナーインストラクタージョセフ・ディ・アシスさんは「フィリピン人と言えば炭水化物中心の食事と共に清涼飲料水を飲むランチが標準的で、下半身がぷっくり出てしまっている体形が多い」と残念がる。ジョセフさんによると、筋肉や関節に負担をかけずにインナーマッスルを働かすことにより脂肪燃焼に促進効果があるという「ヨガ」は、体形の維持を目指す主婦層から特に注目されているという。
同教室の始まりは2005年、ジョセフさんの自宅で5、6人がレッスンに集まったことから。その後、うわさを聞きつけ生徒が集まるようになり、自宅では限界となりマニラ首都圏南部のアラバンで90平方メートルほどの教室を借り毎日3~4クラスのヨガ教室を開いた。しかし、さらに手狭となったため、今年現在の教室に移転した。
生徒は毎月増えており、現在300人以上が在籍。インストラクターも17人を数える。ジョセフさんは「大きな教室になって、より多くの生徒とヨガを楽しめる環境が整った。当教室は全ての人に開かれていて、ピラティス、ズンバやキッズヨガなどの教室も開いている。アスリートのストレッチ、主婦のダイエットや心の静寂などそれぞれの目的で、一緒にヨガを楽しめたら」と参加を呼び掛ける。
レッスン料は1回=145ペソ~。営業時間は6時30分~21時。