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フィリピンの伝統料理店「XO46」が4周年-店内でもタガログ語を基本に

Cebuの伝統細工で作った巨大なアバカのイス

Cebuの伝統細工で作った巨大なアバカのイス

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 フィリピンのオフィス街マカティ市サルセドビレッジにある伝統的フィリピン・スパニッシュ料理専門店「XO46」が4月、4周年を迎える。
 店名は「Extra Ordinary」と日米の支配から独立した1946年から名付けた。平日昼はビジネスランチ、ブランチ時には妻たちのティーパーティー、夜はカップル、ファミリーでにぎわう同店。店内各所にフィリピンの伝統工芸品を置く。巨大なバナナと同じバショウ科の植物アバカ(トウ)でできた大きな椅子はセブの伝統細工だ。
 古き良きフィリピン伝統料理を味わってもらいたいと、スタッフは来店客を「ミスター」「マダム」ではなく「セニョリータ」「センヨリート」と呼ぶ。店内ではなるべく英語は使わず、タガログ語を使っている。
 メニューは伝統的フィリピン・スパニッシュ料理。スペインの地名から名付けられた「エンパナダ・ビルバオ(Empanadang Bilbao)」は肉や野菜が入った揚げパン。中に入っている「チョリソー・ビルバオ(Chorizo Bilbao)」は手作りのドライソーセージ。
 「4年間で最も思い出に残っているのは、店でプロポーズしたカップルの事。ドラマチックな記念日からファミリーユーズ、ビジネスランチまで、幅広く利用してもらえてうれしい」とサンディー副社長。「5周年、10周年と続け、誇りあるフィリピン料理を知ってもらい楽しんでもらいたい」とも。
 営業時間10時~24時。

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