マニラ首都圏で日本式ゴルフ場を運営していた「TATレストラン」が廃業後も従業員雇用のため日本食レストランを営業し、収益で従業員の子どもに奨学金を支給している。
同レストランは昨年4月、オーナーが経営していた日本式ゴルフ場のスタッフの雇用継続とその子どもたちの奨学金のために、ゴルフ場のレストラン部門を移設してオープンした。現在、奨学金を小学生22人、ハイスクール26人、大学生6人に支給している。
レストランではベテランの3人のシェフが腕を振るう。人気メニューは五目ラーメン=320ペソ、ビーフカレー400ペソなど。社長のエドナ・セロリクエズ・パーニャさんは「20数年、日本式ゴルフ場で親しまれてきた味なので満足してもらえるはず」と胸を張る。
営業時間は11時~23時。