「タガイタイ」で現在、フィリピン国内最大の観覧車「Sky Eye」が人気を集めている。
タガイタイはマニラ首都圏から車で2時間ほどの距離にある人気観光地。世界一小さい活火山「タール火山」を中心とする自然公園。週末になると多くの来園者が訪れ、さまざまな場所から眺めることのできるタール火山とタール湖周辺の絶景を楽しんでいる。
タガイタイを訪れる人々のパーキングエリア的存在として昨年3月にオープンしたのが「Sky Ranch」。KFCや東京東京など9つのレストラン、イベントスペース、フィリピン国内最大の観覧車「Sky Eye」を中心とするミニ遊園地を備える。
ランドマークにもなっている「Sky Eye」は、元の名をガリバーといい、日本の北海道池田町出身。1988年北海道で開催された「世界・食の祭典」の目玉として作られた。イベント終了後、ぶどうの町として知られる池田町に移設。さらにその後、諸事情により廃棄同然でいたところを買い取られフィリピンに移設された。移設前のサビだらけだった姿とは見違える真っ白に塗り替えられ、LEDによって夜間は美しくライトアップされている。
「Sky Eye」からはタール湖、タール火山そしてタガイタイの町並みが一望できまさに絶景。このほか、ワイヤにぶら下がって園内を空中移動する「Zip Line」などが人気を集める。
Sky Ranchは入場無料。火山の景色が楽しめる遊園地内への入場料は80ペソ。アトラクション利用時には「Sky Eye」=150ペソ、「Zip Line」=500ペソの料金が必要となる。
営業時間はレストラン10時~22時、遊園地は10時~22時(土曜、日曜、祝日=8時から)、「Zip Line」のみ平日10時~19時(土曜、日曜、祝日=9時~20時)。