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マニラで野菜や観葉植物の栽培キット2周年 ミレニアム世代にも農業を

パッケージもミレニアム世代を意識したオシャレ感

パッケージもミレニアム世代を意識したオシャレ感

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 マニラで野菜や観葉植物の簡易栽培キットを販売する「MNL Grow Kits(エムエヌエル・グロウ・キッツ)」が3月、2015年の発売開始から2周年を迎える。

箱の中身は何でしょう?

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 同社は5年間肥料会社に勤めた、創業者のカルロ・サマオンさんが農業に関わってきた視点から都市化する生活の中で自然を家庭の中に提供したいと創業した。

 販売しているのは室内で観葉植物、ハーブ、食用の野菜が育てられる簡易栽培キット。栽培キットの土のほとんどはココナツの殻でできており、肥料など成長に必要なものはあらかじめ土の中に組み込まれているため、購入者は適切な場所に置き水を与えるだけで栽培できるという。

 野菜、ハーブ栽培キットは最短で開封7日後には収穫することができ最長3カ月程度収穫し続けられる。野菜はトマト、レタスなど、ハーブはバジルやコリアンダーなどのラインアップとなっている。

 人気商品は、バジル栽培キット(150ペソ=約345円)やレタス栽培セット(150ペソ=約345円)など。

 サマオンさんは「農業は生まれながらにインターネットなどの便利な道具がある『ミレニアム世代』には最も遠い位置にある産業。農業をするために必要な忍耐や手間、待つという行為を、便利な情報が瞬時に手に入り、瞬時に結果が出るデジタル社会で過ごすミレニアム世代に楽しんでもらいたい」と訴える。

 「プレゼント用の商品や限定商品などラインアップも充実させている。将来はセブやダバオといった都市にも『Cebu Growkits』 や『Davao Growkits』と広げそしてフィリピン発のグローバルなマーケティングも視野に入れていきたい」とも。

 販売はウェブサイトなどオンラインのみ。

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