ウェブコンサルティングを手掛けるクリエイティブホープ(東京都新宿区)は、フィリピンのWeb Outsourcing Gateway Inc.と共同で成功報酬型の求人サイト「Jobgantic」を2月1日、オープンした。
利用する企業は無料で同サイトへの人材募集を掲載でき、掲載期限と枠数(ポジション数)の制限は無い。採用が決まった場合、1人あたり3,000ペソを支払う。フィリピンにも多くの求人サイトがあるが成功報酬型は初の試み。現在はメトロマニラの企業限定だが順次フィリピン全土に広げる計画という。
ジョブホッピングとも呼ばれ、転職するスタッフが多いことがフィリピン企業の悩みの一つとなっている。同サービスを利用して採用した人材が1カ月(30日)以内に退職した場合は、次回同サービスを利用しての採用時に、1,000ペソのディスカウントを受けられるサービスも用意した。
同社フィリピン法人のマネジャー末冨寛之さんは「フィリピンの大手求人サイトは1職種あたり1カ月の掲載料が5,000ペソ以上必要。新サービスは出来高払いなので採用できるまで掲載し続けられる。フィリピンで出来高払いがどのように評価されるか未知数だが、企業、求職者双方に使い勝手の良いサイトにしたい。多くの人たちに使ってもらえれば」と期待する。