マニラ首都圏経済の中心地マカティ市にベトナムカフェ「DiCofi(ディーコフィ)(106 San Agustin St. Salcedo Village, Makati City)」がオープンして5カ月がたった。オープンは今年3月。
店名はベトナム語の「コーヒーを飲みに行く(go coffee)」から。世界中からビジネスマンが集まるマカティではフレンチ、アメリカン、プエルトリコなど世界各国のカフェがあるがベトナムカフェは珍しい。
オーナーのビッキー・ダンさんは「ベトナムではコーヒーは非常によく飲まれていて生活の一部になっている。来客がある時はいつもコーヒーでもてなす」とベトナム人とコーヒーの関わりを強調し、「ベトナムコーヒーのおいしさをより多くの人たちに広めたい」と話す。
ベトナムではホットコーヒーよりもアイスコーヒーが一般的。一番人気はベトナムコーヒー(95ペソ=約266円)「本物のベトナムコーヒーを提供しているのでアイスコーヒーを試してほしい」とビッキーさん。
「ベトナムでベトナムコーヒーとともに親しまれているのが『バインミー』(95ペソ)、米粉の入った軽くてもっちりとしたフランスパンにパテと野菜、肉などをはさみ魚醤(ぎょしょう)などで味付けしたもの。世界一のストリートフードともいわれている。注文を受けてから作るため10分程度の時間が必要だが、ぜひトライしてほしい」とビッキーさんは呼び掛ける。
営業時間は8時~22時。日曜定休。