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歓楽街ブルゴス通り50’レストランのエッグベネディクトバーガー、濃厚と話題に

見た目も濃厚なエッグベネディクトバーガー

見た目も濃厚なエッグベネディクトバーガー

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 マニラ首都圏有数の歓楽街「ブルゴスストリート」にある1950年代のアメリカを再現したレストラン「Filling Station(フィリングステーション)」の「エッグベネディクトバーガー」(425ペソ)が濃厚だと話題になっている。

店内はなつかしい50’グッズであふれる

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 「エッグベネディクト」はイングリッシュマフィンの上にハムやベーコンとポーチドエッグを載せ、そこにバター、レモン汁と卵黄を乳化させたマヨネーズのようなフランスのソース「オランデーズソース」をかける濃厚な料理。

 同店の「エッグベネディクトバーガー」は直径15センチ以上あるハンバーガーの自家製バンズを使い、2センチ厚程度のミディアムレアのパティ上に半熟のポーチドエッグとオランデーズソースというボリューム感がある濃厚なメニュー。

 同店は約20年前1950年代のアメリカをコンセプトに米軍のシェフが始めた。当初はアメリカンスタイル中心のメニュー構成だったが、フィリピン人の客層に合わせてフィリピン料理やピッザ、パスタなどをメニューに加えていった。店内は50’(フィフティーズ)そのもので、ビートルズ、マリリンモンローやプレスリーなどの往年のスターのポスターや等身大フィギュアが店内を飾る。

 他の人気メニューはマッシュルームとサラミ、辛口なスペイン風ソーセージチョリソーが載った「Pizza Filling Station(ピッザ・フィリングステーション)」(558ペソ)や巨大なパンをくりぬいて器にしたくさんの海鮮を入れた「Seafood Chowder(シーフード・チャウダー)」(358ペソ)など。

 ブルゴスストリートはフィリピン最大のビジネス街マカティ市の北の外れにある。マニラ首都圏の三大歓楽街の一つ、日本でいえば歌舞伎町や吉原のようなところだが、規模はそれほど大きくなく1キロほどのメーン通りにバーなどが密集している。客層は白人や最近ではアラブ系が多い。

 同店のオーナーのフロン・デラ・エラスさんは「完全24時間営業で朝食も食べられるので気軽に寄ってもらいたい。店内には2つの喫煙できるエリアとマリリンルームと呼ばれているビリヤード付きのVIPルームもある。店内は古いガソリンタンクや電話機、ジュークボックスなどが「50’」の雰囲気を出しており好きな人にはたまらないはず。大音響をイメージするかもしれないが店内は非常に静かで内緒話ができるほど。店名の『フィリングステーション』は『ガソリンスタンド』の意味、エナジーを満タンにしていってほしい」とアピールする。

24時間営業。

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