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フィリピンの歴史と風土体験テーマパーク復活-ランと伝統ダンスも

歴史と風土が体験できる、木々には無数のラン、伝統衣装をまとったガイドも

歴史と風土が体験できる、木々には無数のラン、伝統衣装をまとったガイドも

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フィリピンの歴史と風土を体験することができるテーマパーク「Nayong Pilipino(ナヨン・フィリピーノ)」(Clark Pampanga)が人気を集めている。

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 「Nayong」とはフィリピンの公用語「タガログ語」で「村」を意味する。東京ドーム1.5個分ほどの広さの園内にはフィリピンの昔ながらの建物や少数民族の生活習慣を体験できるような住居のレプリカが立ち並ぶビレッジエリア。1899年6月12日に独立宣言を発表した初代大統領エミリオ・アギナルドの家やフィリピン革命の英雄ホセ・リサールの家が立ち並ぶ歴史建物のエリア。フィリピンの代表的な衣装やその制作過程が見られる博物館もある。

 人気は40名ほどのダンサーが色とりどりの衣装を着て、民族舞踊やモダンダンスを1時間ほど披露するダンスショー。エグゼクティブ・ディレクターのアトワイニー・アポロニオB・アノータJRさんは「ダンスショーは開演時間前に行列ができる。水曜~土曜は3回、日曜日は2回公演しているので、午前中の回を狙ってほしい」と訴える。

アトワイニーさんは「当園は2007年に開業し、フィリピン国民や観光客にフィリピンの歴史と風土を伝えてきた。4年ほど前から大幅な改善に乗り出して所内の整備を進めている。目玉の一つにと考えているのが『ラン』。フィリピン各地から取り寄せたランを栽培、増やし園内をランの楽園にするべく挑戦している」と力を込める。

 「日本の方々が知らないフィリピンの歴史や風土を1カ所で見て回ることができる。マニラからも近いので足を運んでほしい。興味を持ってもらえたら現地も観光してもらいたい。来年のアセアン会議でも当園は会場となる予定なので、無数のランで出迎えたい」と声を弾ませる。

営業時間は8時~日没まで。ダンスショーは9時、11時、14時(日曜11時、14時のみ)
年中無休(博物館のみ月曜定休、ダンスショーは月曜、火曜定休)。
入場料は大人150ペソ、子供100ペソ、60歳以上120ペソ。

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