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マニラのオーガニックジェラート店、人気は「塩キャラメル」と「ピスタチオ」

オレンジで統一された店内

オレンジで統一された店内

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 マニラ首都圏で3店舗を展開するイタリア軽食店「bar dolci」BGC店(F133 Forbeswood Heights, near Burgos Circle Taguig City)のオーガニックジェラートが現在、人気を集めている。

22歳のオーナーが天下を狙う

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同店オーナーのニコライ・デイビッド・ゴさんは22歳。小さな時からアイスクリームが大好きで、たくさん食べていたところ、市販のアイスクリームは添加物や油がたくさん入っているものしかなく、体調が悪くなってしまった。ニコライさんは「安心してたくさん食べられるアイスクリーム屋さんを作れば多くの人たちに喜んでもらえるのではないか」と15歳の時に将来ジェラート店を開こうと決心したという。

 ニコライさんは2010年12月に創業。「15歳から2年間かけてジェラートのコンセプトを考え、ビジネスのフレームを作っていった。全ての準備を終え17歳の時に1号店をオープンした」と当時を振り返る。

 現在は、タギッグ市グローバルシティー、パサイ市ブルーベイウォークモール、ケソンシティー・イーストウッドと3店舗を展開する。

 メニューはマニラ近郊の田舎町バタンガス市の牧場で契約生産しているというこだわりの牛乳から作り上げるジェラートとマカロン、ピザ・パスタなどのイタリア軽食。牛乳はチーズなどの加工製品とともにマニラ首都圏のホテルにも卸しているという。ジェラートの人気は「ソルティッドキャラメル」「ピスタチオ」(=各130ペソから)など。

 ニコライさんは「マニラにオーガニックジェラートという発想自体がなかったので競争もなく店舗展開できている。今後はセブ、ダバオなど国内7店舗を目指して頑張りたい。ゆくゆくはニューヨークなどに出店し、ハイレベルの環境で自分のジェラートが通じるか試してみたい」と夢を膨らませる。今は海外から呼び寄せた2人のシェフと次の展開のためのメニュー開発にも余念がないという。

 BGC店の営業時間は11時~23時(金曜、土曜は1時まで)

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