マニラ首都圏ケソンシティーにリアル脱出ゲームアトラクション「Mystery Manila」(195 E. Rodriguez Jr Ave. Brgy. Bagumbayan, 1110 Quezon City)が5月20日、オープンした。
挑戦できる部屋は2つ。探偵に成り代わり殺人事件の謎を解き密室を脱出する「Justice for Jamila」と、殺人鬼によって鎖で締め切られた密室からクイズを解いたり推理を働かせたりして脱出する「Chained Chamber」。難易度は若干「Justice for Jamila」が低いという。
それぞれ制限時間は1時間。時間内に脱出できない場合は永久に部屋に閉じ込められる、という設定だが、脱出失敗の時には後日10%引きで再挑戦できる。ゲームはゲームキーパーと呼ばれるスタッフの案内とサポートで進められる。40分以内に脱出できればペン、60分以内に脱出できればステッカーなどオリジナルグッズが進呈される。「MYSTERY SOLVED」と大きくプリントされたオリジナルTシャツ(300ペソ)も用意しているが、脱出に成功しないと販売しない。
「スマートフォンの脱出ゲームサイトが大好きで挑戦した。手錠など本物を見てとても緊張したが、臨場感があり楽しかった」と、デートで来場したというアルバーソンさん。彼女と挑戦して見事60分以内に脱出成功し、ステッカーをゲットし面目を保った。
日本の同様のアトラクションからヒントを得て「ぜひマニラに」とオープンさせたという同施設。2、3カ月ごとに内容を刷新する予定。
営業時間は10時~21時。2人以上5人までのグループで挑戦可能。2人の場合=各人550ペソ、3人=同500ペソ、4人=同450ペソ、5人=同400ペソ。完全予約制で予約はウェブからのみ受け付ける。「週末は予約が集中している」とマネジャーのマージさん。