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フィリピン全土の公共の場が禁煙に 大統領令11月施行へ

路面でばら売りされるタバコ

路面でばら売りされるタバコ

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 地元紙の報道によればフィリピン全土の路上、レストランなど公共の場が禁煙となる大統領令が11月より施行される。

現在も公共の場での喫煙には罰金も

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 禁煙を推進する大統領が署名される見通しと発表したのはポーリン・ウビアル保健相。公共の場であれば車の中での喫煙も違反の対象になると忠告した。

 ドゥテルテ大統領が市長を務めていたダバオ市や経済の中心マカティ市などでは、条例によって公共の場の喫煙がすでに禁止されている。ダバオでは厳格にこの禁煙条例が運用されており路上で喫煙する姿は見られないが、マカティ市では「ジョリージープ」と呼ばれる食事を提供する屋台や路面店舗などで1本単位でばら売りされており、歩行喫煙する「ならず者」も目立つ。

 2011年の世界保健機関の発表によればフィリピン人男性の喫煙率は44%で世界27位、34%で63位の日本と比べると喫煙者の数はフィリピンのほうが多い。しかし、フィリピンの飲食店はほとんどが禁煙となっており、公共の場での禁煙ではフィリピンの方が先行している。

 先日、日本に旅行したという非喫煙者のマークさんは「初めて日本を旅行し街並みの美しさや『すし屋』のおもてなしに感動した。しかし、そば屋やすし屋などでも喫煙する人が多く、異様な印象を持った」と、日本の喫煙者の状況を振り返る。

 フィリピンではコンドミニアムと呼ばれる高級マンションは全館禁煙というものも少なくなく、都市部では喫煙者は日本よりもすでに肩身がせまい状況。大統領令の施行で公共の場での喫煙は制限されるが、米国製の紙巻きたばこが20本入り1箱100円程度で手に入り、1本5ペソでばら売りされていることから「喫煙率は下がらないのでは」という指摘もあり、たばこに対する増税も議論されている。禁煙違反を口実にした不正行為や偽警官による取り締まりにも注意が必要といわれている。

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