フィリピンのSNSなどで自称・千葉出身のシンガーソングライター「ピコ太郎」さんの動画「ペンパイナッポーアッポーペン」が人気となっている。
動画は約1分間、軽快なリズムに合わせて「リンゴにペンを刺すとリンゴペンになり、パイナップルにペンを刺すとパイナップルペン、ふたつ合体させるとペンパイナップルアップルペンだ」という言葉遊びのような内容をコミカルな振り付けとともに、個性的な衣装を身にまとったピコ太郎さんが歌い上げる。8月に公開され、1000万回以上再生されている。
軽快なリズムと言葉遊び、早口言葉、コミカルな振り付けが笑いを誘い、フィリピンでは雑談やパーティーのネタとして人気となり、パロディー動画も多く作られネットにアップされている。フィリピンのタレントや有名人も動画をシェアしたり、パロディーを公開したりしている。
日本は約8万トンのパイナップルを輸入しており、その99%はフィリピン産。SNSでは「ピコ太郎さんが使っているパイナップルはフィリピン産に違いない」という指摘や、「新たな日比友好の象徴的な動画が誕生した」と喜ぶ声も上がっている。
動画を見てすぐに大好きになったというクリスティーン・ダンプルさんは「動画は今や世界的に大人気になっている。彼が手にしているパイナップルがフィリピン産だったら誇らしいこと。フィリピンパイナップルも全世界に注目してもらいたい」と訴える。