マニラ首都圏ワールドトレードセンターで5月6日~8日、フィリピンと世界各国からの食品サプライヤーが出展する食品の展示会「第18回 フィリピン フード エキスポ」が開かれた。主催はPhilippine Food Processors and Exporters Organization, Inc。
近年、東南アジアで最も経済成長している国らしく毎年多くの企業が参加する。これまではフィリピンとはつながりが薄かった海外企業が進出を狙い出店し、珍しい食材や料理も見られた。
フィリピンの健康志向に拍車がかかってきている中、伝統的な揚げ物や濃い味付けの肉料理にご飯といった取り合わせを提案するブースが全体的に減り、コールドプレスジュースやスムージーなどの展示が人気を集めていた。
来場者の一人でレストランを経営するというジュディさんは「明日の大統領選挙もかつてないほど海外からも注目されていると聞いている。アキノ大統領の6年間でフィリピンは大きく変わったと思う。それはこういった展示会に集まる人の数や外国人のバラエティーを見ても明らか。明日誰が選ばれるか分からないがこの良い変化を継続させてほしい。安心しておいしいものを大好きな仲間と楽しめる今のフィリピンは問題も多いけれど素晴らしいと思う」と選挙前らしい感想。