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マニラ首都圏でコンビニ各社出店加速 セブン筆頭に日系コンビニも競争加熱

20ペソコーヒーは人気商品

20ペソコーヒーは人気商品

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 経済成長著しいマニラ首都圏で現在、コンビニエンスストアの出店競争が過熱している。

マカティの目抜き通りにオープン予定のローソン 近隣には他のコンビニがひしめく

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 マニラでも日本と全く同じブランドのコンビニエンスストアが人気を集める。1984年に1号店がオープンしたセブンイレブンは店舗数でほかを圧倒、現在1500店舗以上を展開する。2000店舗を直近の目標とし、フランチャイズ展などでのオーナー募集に力を入れる。

 ミニストップは約500店舗を展開し、2013年進出のファミリーマート、2015年進出のローソンが500店舗を目指しトップのセブンイレブンの背中を追う。

 店舗の清潔さでは白を基調とした造りでファミリーマートが注目を集めている。高級感がある店内と品ぞろえがマカティエリアなどのビジネスパーソンに受け入れられている様子。人気商品は自分で機械を操作して作るソフトクリーム。昼時は多くの来店客が行列し、落とさないように巨大ソフトクリーム作りに熱中する。

 セブンイレブンのひきたて入れたてを飲むことができるコーヒーマシンも人気を集める。フィリピンのコンビニエンスストアは飲食スペースがあり、多くの来店客が20ペソ程度のコーヒーやドーナツを片手に談笑する。

 マカティなどでは半径100メートルに数店舗のコンビニエンスストアが集中する過密エリアもあり、ドミナント出店を見慣れないマニラッ子からは集中出店に驚きの声が上がる。

 「コンビニエンスストアは24時間営業してくれているので深夜勤務もあるコールセンターのスタッフには有り難い存在」と、コールセンターに勤めるゴンザレスさんは店舗の増加を歓迎する。

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