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オルティガスの空手教室3年 夢はオリンピック選手の育成

近年人気では韓国のテコンドーに押され気味という空手。学ぶ子どもたちの目は真剣だ

近年人気では韓国のテコンドーに押され気味という空手。学ぶ子どもたちの目は真剣だ

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 ダンス、音楽、柔道などの講座を開くカルチャーセンター「Train Station(トレイン・ステーション)」(Frontera Verde Subd., E. Rodriguez, Jr. Ave. (C5) corner Do?a Julia Vargas Ave.Pasig City)の空手教室が、5月で開講から3年たった。

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 講座を運営するジェド・ウォーキンさん一家は夫婦がともに茶帯、娘2人が茶帯、息子は初段黒帯の自称カラテファミリー。子どもたちは5歳くらいから習い始め、現在では講座のトレーニングを先導する。

 講師はIKF(International Karate Federation)の認定講師など3人。1回の講座は90分。現在受講者は15人、女子10人、男子5人、平均年齢は12歳くらい。「現在茶帯、頑張って黒帯を目指したい。苦手な技は『ケリ』、一番の楽しみはトーナメント戦」と同講座の12歳のユリさんはあどけない笑顔を見せる。講座のリーダーも務める15歳のミゲルさんは空手歴7年の黒帯「得意技は『けり』、厳しすぎるのは苦手だけど緊張感のある稽古の雰囲気が好き」と語る。

 「フィリピンでは映画『The Karate Kids(邦題ベストキッド)』の影響で1980年代に空手ブームが起きて空手人口が一気に増えた。しかし、5年くらい前からテコンドーがブームで空手は押されている感じで寂しい」とジェドさんは語気を強める。

 「夢はテコンドーでなく『カラテ』でオリンピックに出場する選手を送り出すこと」とも。

 受講料は8回で3,000ペソ(=約,8400円)、1カ月無制限3,500ペソ(=約9,800円)。

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