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マニラのプエルトリコ料理店が4周年-青バナナを使うメニューが人気

バナナをすりつぶして団子にしたモフォンゴ。食感がやみつきになるという

バナナをすりつぶして団子にしたモフォンゴ。食感がやみつきになるという

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 マニラ首都圏マカティ市のプエルトリコ料理専門店「Sofrito(ソフリト)」(TEL +63-917-800-9570)が3月、オープン4周年を迎えた。

青バナナは言葉の通り青い

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 プエルトリコはカリブ海北東に位置する島国。元スペインの植民地で、現在はコモンウェルスと呼ばれるアメリカ統治下自治州。フィリピンもスペインの植民地からコモンウェルスを経て独立しており、共通点は多い。

 オーナーのギテレッズ夫妻はアメリカで出会い結婚。夫ジェイさんの両親が高齢になってきたことから帰国した。プエルトリコ出身の妻ミリーさんが料理上手ということもあり、同店を開いたという。

 「プエルトリコ料理店はマニラでも非常に珍しい。料理の特色はスペインの影響を残しつつ現地の食材を活用している。特に青バナナやキャッサバを使った料理が名物」とジェイさん。

 定番はすりつぶした青バナナを揚げた団子「Bolitas de Mofongo(ボリタス・デ・モフォンゴ)」(3個100ペソ=約280円)で、香ばしく揚げた豚の皮チッチャロンがトッピングされている。モフォンゴと相性の良いチキンスープ「Asopao(アソパオ)」(Sサイズ150ペソ=約420円)も人気。

 「カリブの小さな国なのでプエルトリコはなじみがないかもしれないが、フィリピン料理とも似ているので試してほしい。5年、10年と長く続けていきたい」とも。

 営業時間は11時~22時。日曜定休。

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