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クラッシクカーのレストアビジネス、マニラ首都圏で活況

スタッフは70名、店内には所狭しとコンテストのトロフィーが並ぶ

スタッフは70名、店内には所狭しとコンテストのトロフィーが並ぶ

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マニラ首都圏で現在、クラッシクカーを新車同様にレストア、カスタマイズするビジネスが盛況ぶりを見せ注目を集めている。

高級車の人気は年々高まっているという

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 マニラ首都圏ケソンシティーで、レストアカーを取り扱う「Alex Car Restoration」では連日注文が入っている。「客の多くはオーストラリアから。外国から車を仕入れてレストア、カスタマイズして販売する。25年前にこの仕事を始め、すぐにたくさんのライバルが同じような仕事を始めたが、すぐにみんな倒産してしまって、しばらくしたらまた新しい店ができての繰り返し。今のライバルたちは数年前にできた店が多い」と社長のアレックス・イシップさんは笑顔を見せる。

 近年、マニラで高級車やビンテージカーが人気を集めており、ベンツやBMWなどの販売店には多くの来店客が押し寄せている。アレックスさんは利用客の要望に合わせ、ポルシェなどの高級車を中心にカスタマイズし世界に一台の車に仕上げるという。

 「今までで一番高価なカスタマイズはマスタングに800万ペソ(=約2,080万円)をかけたもの。利用客に引き渡したときの『驚き』や『喜びの』顔を見るのが一番うれしい」とアレックスさん。

 マニラでは国際的なモーターショーも頻繁に開かれており、アレックスさんはコンテストの審査員を務め、後進の育成にも力を注いでいるという。「フィリピンは年々豊かになっており、今後も高級車や自分が手掛けるオンリーワンの車も需要がますます高まりそう」とも。

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