マニラ首都圏で5店舗を展開する南米屋台フードレストラン「Brasas」が10月、2周年を迎える。
フィリピン料理はスペイン統治国家時代の影響を色濃く受けている。同じくスペインの影響を受けた南米の国々の料理と共通点も多い。チーフシェフのナサリー・モントーニャさんは「南米料理はフィリピン人には相性がよく、受け入れてもらっている。当店がフィリピンでの唯一の南米屋台レストランと言われており、南米料理をどんどん広めていきたい」と話す。
コロンビア生まれのナタリーさんはもともと客船の船上シェフをしていたが、船上でフィリピン人の夫と知り合い結婚、3年前にマニラに移住した。今はすっかりフィリピンにも慣れ「一番好きなフィリピン料理は内臓の刻み焼き『シシッグ』」とほほ笑む。
人気メニューは「プレット」と呼ばれる南米の黒豆を混ぜ込んだごはんの上に、豚のバラ肉を炭火で焼き上げ、上にカリカリに焼いた豚の脂身をトッピングしたPueco Asado(280ペソ)。牛肉の炭火焼きをトルティーヤで包んだCarne Asada Wrap(290ペソ)
営業時間は10時~22時。