マニラ首都圏マカティ市にペルーで育った日系料理を提供する「Nikkei(ニッケイ)Rada St. Legaspi Vill Makati City」がオープンし、9カ月がたった。
2015年8月にオープンした同店の店名「ニッケイ」は日本からの移民を表す「日系」から。日本料理を発展させたシェフ、クリスチャン・セザスさんのペルーの日系料理を提供し、店内インテリアもペルーで独特の進化を遂げた「現代的なおしゃれ日本文化」で統一しているという。
メニューは「サシミ」や「ニギリ」など日本でもおなじみなものもある。「シェフのおすすめは『Tiraditos』。日本の刺し身よりも薄くスライスした生魚をマンゴーやわさびドレッシングなどのソースで食べるカルパッチョのような料理。同じスタイルの料理を提供するリゾートホテルがベイエリアにできたがここではずっとリーズナブルにトライできる。480ペソからランチセットもあるのでぜひ試してほしい」とマネジャーのアン・ベストソさん。
同店で提供する刺し身やすしは小さく見た目が鮮やかになるようにこだわっているという。「提供しているのは日本料理ではなく日系料理という新しいジャンルの料理。大使館員や日本人が多いこのエリアで、来店するたびに新たな発見があるような新鮮な体験ができるメニュー構成となっており、数日後また来たくなってもらえるとうれしい」とベストソさん。
営業時間は11時~23時。