マニラの経済の中心マカティ市にカフェ「Toby's Estate Coffee（トビーズ・エステイト・カフェ）140　Legasipi　St.　Makati　City」がオープンから2カ月がたった。

　マニラ首都圏は東南アジアでスターバックスの出店密度が最も高いと言われており、ほかタリーズやシアトルコーヒーなどストロングテイストのカフェは多く人気がある。一方、日本式のネルドリップや来店客の注文に合わせて1杯ずつ入れるハンドドリップコーヒーを提供する店も増えてきており、フィリピンはコーヒーでも先進国の仲間入りを目指しているとSNSなどでは情報が飛び交っている。

　同店は15年前オーストラリア、シドニーで創業。ニューヨークやシンガポールにも出店しておりフィリピンへは2014年1月マカティ市のセンチュリーモールに1号店を出店した。現在新店舗を含め8店舗をメトロマニラで展開しており、今後もBGCなどメトロマニラに出店する予定という。

　人気のメニューはフラット・ホワイト（150ペソ＝約375円）。外国人が多く住むエリアということもあり来店客には外国人も多い。来店客のケイさんは「きれいで静かなカフェが増えてきているのでうれしい。スターバックスは来店客が多すぎてくつろげなかったので来店客が増えすぎないことを祈っています」と冗談混じりに話す。

　営業時間は7時～22時。