「フィリピンの田舎料理を都会で楽しむ」をコンセプトにしたレストラン「RURAL KITCHEN OF LILIW LAGUNA(ルーラル・キッチン・オブ・リリウ・ラグナ)Rada Street, Legaspi Village, Makati」が6月、マカティに新店をオープンする。
同店のオープンは2014年7月。料理が大好きだった祖母の味を多くの人たちに味わってもらいたいとオーナーシェフのジャスティン・サラビアさんが開いた。入り口はコンビニエンスストアの脇にあり、注意して探さないと見つけることができない。
「一番人気はニンニクと一緒に酢で漬け込みマリネにしてじっくり仕上げた豚肉の煮物「ポークアドボ」(340ペソ=約850円)。「フィリピン料理は基本の材料は同じでも、地方ごと、ファミリーごとにレシピが違い、同じ名前の料理でも見た目も味も全く違うものになる。店の料理は店名通り、ラグーナの田舎の祖母のレシピ」とジャスティンさん。
同店のあるラダストリートはタイの大使館があり別名「タイストリート」と呼ばれ、近年、狭い通りに豪華なレストランがいくつもオープンしている。「来店客にリピートしてもらうためには利益を考えるのではなく、どうやって喜んでもらうかを常に考えることが大切。日本人はフィリピン料理を敬遠する方が多いと聞くが、素朴なレシピなので口に合うのでは」とアピールする。
営業時間は10時~22時(土曜は21時まで)。日曜定休。