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ホーリーウイーク明け、マニラ市内いつもの姿に 連休中は渋滞解消も

空港で出発を待つ人たち

空港で出発を待つ人たち

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 フィリピンのゴールデンウイークにあたる「ホーリーウイーク」が明けたマニラ首都圏は各所で渋滞が発生しいつもの姿を取り戻している。

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 カトリック教徒の多いフィリピンではイースターウイークの木曜から祝日となり、企業は基本的に休みとなる。今年はマニラ市が水曜も特別に休みとし、マニラ市所在の企業は水曜から休みとなった。マカティ市では本社や親会社を海外に企業置く企業や休みなくサービスを提供しなければならないコールセンターなどはホーリーウイーク期間中も営業した。ホーリーウイーク期間中は原則「ダブルペイマント」と呼ばれる倍額となるような割増賃金を支給しなければならない。

 連日、多くの来店客が訪れる大型ショッピングモールも休みとなったほか、営業時間短縮となるところが多かった。連休前日の水曜の夜から空港の出発ロビーは長い行列と搭乗待ちの人たちでごった返し、日曜の到着ロビー出口には家族を迎える車が長い行列を作った。年々豊かになるフィリピンでは飛行機に乗って旅行に出掛けられる中流層が拡大しており、ホーリーウイーク期間中に多くの人々が日本も訪れた。

 毎日深刻な渋滞が発生するマニラ首都圏もホーリーウイーク期間中は渋滞の発生はほとんどなく、普段2時間かかる道のりが15分で着くなど恩恵もあったようだ。

 オンラインカジノでアシスタントディーラーを務めるという、ケーシー・ミランダさんは「ホーリーウイークは乾期で雨も少なく、リゾートに出掛けるには最高の連休。仕事をしても給料は倍もらえるし、神様ありがとう」と笑う。

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