マッカーサーも愛用した葉巻ブランド「タバカレラ」の展覧会が現在、アヤラ博物館(マニラ首都圏マカティ市TEL +63-2-757-7117)で開かれている.主催はスペイン大使館。
会場では、葉巻工場の誕生から発展、第二次世界大戦による日本による占領、マニラ市街戦の戦禍で深刻な被害を受けるまでを貴重な資料とともに知ることができる。
古くからハバナに次ぐ葉巻生産地として有名なマニラ。タバカレラのブランド名で知られるマニラ産葉巻は「ラ・フロール・デ・ラ・イサベラ社」によって19世紀にはブランドが確立されている。タバカレラがフィリピンに与えた経済的な影響は葉巻貿易だけにとどまらず、多くの産業やインフラまで多岐にわたっている。
開館時間は9時~18時。月曜休館。入場料は、マカティ市民=150ペソ、その他=350ペソ。7月6日まで。