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ルソン島中部の町ルクバンで収穫祭「パヒヤス」-パレードも

色とりどりに飾られた家々。コンテストもあり優勝は10万ペソの賞金も用意される

色とりどりに飾られた家々。コンテストもあり優勝は10万ペソの賞金も用意される

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フィリピン共和国ルソン島中部ケソン州ルクバンで5月15日、収穫祭「パヒヤス」が行われた。

 パヒヤスとは手作りで装飾するという「パヤス」という言葉に由来する。毎年決められたエリアの家々が競って、自宅を果物や野菜、花、麦わら帽子などの手作りの工芸品や、キピング(kiping)と呼ばれカラフルなライスペーパーで飾り付ける。コンテストも行われており、優勝者には10万ペソの賞金も用意される。

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同祭りは、スペイン出身の聖人で農業の神様として尊敬されている「San Isidro Labrador」をたたえる祭りでもある。当日は、幼いイエス・キリストの姿サントニーニョなどの華やかなパレードも行われた。

祭りに楽しみを添えるのは同地方独特の食べ物。フィリピンでは一般的な真っ赤な薄皮ソーセージ「ロンガニサ」は町のあちこちで「つるし売り」されたり、路面で炭火焼き販売されたりしており、1本25ペソ程度で味わうことができる。バナナの皮の上から直接口で「ハブハブ」と食べる焼きビーフン、「パンシットハブハブ(pancit habhab)」は文字通り「ハブハブ」食べることから名付けられた。ひときわ長い行列ができていたのが「イェーマケーキ(Yema Cake)」と呼ばれるチーズクリームケーキ。

ルクバンへのアクセスはニノイアキノ空港からレンタカーで約5時間、バスとジプニーの乗り継ぎでは6時間以上かかる。高速道路はまだまだマニラ首都圏でも整備しきれていない状況で、マニラ首都圏から離れると片側1車線が延々と続くこととなる。

 パヒアスは毎年開催日が5月15日と決まっており、外国人旅行者も1000人以上が訪れるという。