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マニラのタクシー会社、「LINE」「Skype」を活用した予約・問い合わせ開始

日本語で予約できるサービスはマニラのタクシーでは珍しい

日本語で予約できるサービスはマニラのタクシーでは珍しい

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 マニラ首都圏でタクシーサービスを展開する「Royaki Taxi(リョウアキタクシー)」が4月、「LINE」「Skype」のアプリを利用して、日本からマニラのタクシーを日本語の音声とメッセージで予約できる新サービスを開始した。

300台のタクシーを運行する、スタッフは総勢1,000名を越えるという

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 従来、マニラのレンタカーは旅行者やツアーガイドを通じて予約することが主流だった。タクシー会社に直接問い合わせしようとすれば高額な国際電話料金を負担しなくてはならず、使用言語は英語となり、英語が苦手な日本人にとっては高いハードルとなっていた。同社のサービスは通話料のかからないアプリのサービスを活用することにより、無料で利用者の質問に答え、予約を受け付けるという。

 事前にアプリをインストールしたパソコンやスマートフォンから利用でき、細かな質問もチャット感覚で利用することができる。空港での細かな待ち合わせ場所の指定などにも活用できるという。

 「リョウアキタクシーは4年前、10台のタクシーで営業を始めた。150のサービス品質のルールを徹底させることでサービスを向上させたり、ドライバーが心地よく働ける環境をつくったりするなどの努力を続け、お客さまの支持を得、ドライバーの定着を実現した。事業は急成長中で、現在は300台のタクシーを運行できるようになった」と同社の関連会社でウェブやマーケティングを担当するリョーアキファンタジア社代表の草苅裕太さん。

 マニラで共同オーナーのグループでは1000台以上のタクシーを所有するタクシー会社もあるが、単独資本で300台以上はマニラではトップクラスに入るという。「将来的には1万台達成を目標にしている」と草苅さんは意気込む。

 リョウアキタクシーでは通常のタクシーのほか、時間制の運転手付きレンタカー事業も展開している。「通常の乗用車から10人で利用できるハイエース、VIPゲストや記念日などを演出するBMWやハマーなどのラグジュアリーカーまで取りそろえている。発展目覚ましいフィリピンではモールやビジネス街ではタクシーが足りずに長時間待たされることもある。快適な旅行やビジネスを楽しむためにレンタカーサービスはお勧め」と利用を呼び掛ける。

 レンタカーの料金は運転手付きで、セダンタイプ1日=2,800ペソ(=約7,840円)~、BMW=8,800ペソ(=約2万4,640円)~など。

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