マカティ市の東南アジアストリートフードレストラン「Crying Tiger Street Kitchen(クライング・タイガー・ストリート・キッチン)」(4986 Guanzon Street Poblacion Makati City)が2周年を迎える。
店名に「タイの神話のトラも泣くほどおいしい」という意味を込める同店。バックパッカーが集まるバンコクのカオサン通りでエアコンもない中、多くの人たちが汗だくで頬張るストリートフードの活気に感動したオーナーらが、「マニラでもこの活気を体験してもらいたい」と2015年に開業した。
客層は地元のビジネスパーソンや外国人。人気メニューはマレーシア風の野菜麺「ミーゴレン」やタイ風春雨焼きそば「パッタイウーン」(以上225ペソ)。
マネジャーのキムさんは「タイ料理だけでなく東南アジア各地のストリートフードをメニューに取り入れている。インドネシア、マレーシアのシーフードやチキン料理を中心にベジタリアン向けのメニューもある」と話す。「店内はストリートフードの活気を体験してもらうためにエアコンは入れていない。混み合う時間帯は店内が暑くなってしまうが、それがストリートの熱気と楽しんでもらいたい。店内の装飾にもこだわっておりカラフルな椅子は自慢なので見に来てもらいたい」と呼び掛ける。
店舗のあるエリアは話題のトランプタワーが建設中で注目を集めている。近くのエーベニューモールには夜になると屋台が立ち並び、会社帰りのビジネスパーソンや観光客でにぎわう。
営業時間は16時~24時。