マニラ空港からマニラ首都圏を結ぶ「UBE Express(ユービーイー・エクスプレス)」が今日から新路線を運行する。
空港から市内各所へ運行する同バス。これまで、大型ショッピングモール「モール・オブ・アジア」があるベイエリアへ向かい、SMコンベンションセンターをなどに停車しながらSMフェリー埠頭(ふとう)まで運行する「エンターテインメント・シティー・ルート」、マカティ市のグリーンベルト周辺のホテルやショッピングセンターまで運行する「マカティ・ルート」、路線バス「Victory Liner(ビクトリー・ライナー)」ターミナルとKabayanホテルまでを運行する「グランド・プリックス・ルート」、多くの日本人旅行者が利用するネットワールドホテルから路線バス「JAM Liner(ジャム・ライナー)」のターミナルまで運行する「アトリウム・ルート」の4ルートだった。
新規運行されるのはミダスホテルなどロハス・ブルーバード沿いのホテルに停車しながら、「ダイヤモンドホテル」「パン・パシフィックホテル」などマラテエリアのホテルを巡って、大型ショッピングセンター「ロビンソン・マラテ」まで運行する「ロビンソン・ルート」。
「プレミアム・バス」を自称し、大きめの椅子と無料Wi-Fiなどを用意する。
運行時間は6時~24時の2時間ごとに空港を出発する。料金は全ルート均一で300ペソ(=約690円)。「Beepカード」での支払いにも対応する。
空港タクシー(黄色)の場合、空港からマラテエリアは250ペソ程度とタクシーの方が安く、所要時間もタクシーの方が圧倒的に早いが、大人数での移動や英語が苦手な旅行者のニーズを見込む。