買う 暮らす・働く 学ぶ・知る

マカティにフェンシングクラブ 有力選手の育成・支援目指す

未来のオリンピック選手の育成に余念がない

未来のオリンピック選手の育成に余念がない

  • 0

  •  

 マニラ首都圏マカティ市内に「Republic Fencing and Sports Club(リパブリック フェンシング アンド スポーツ クラブ)」がオープンして8カ月たった。

[広告]

 同施設は、4人のフェンシング チャンピオンが「フィリピンで真のフェンシングクラブ制度を確立する」というゴールを目指し設立した。フェンシングはスペイン統治時代にフィリピンに導入され、国民的英雄「ホセ リサール」も愛好者であったことが知られている。

設立者の一人エリック ブランド(Eric Brando II)さんは「フェンシングはフィリピン大学体育協会(UAAP)に認定されたスポーツ。国内有数の大学にはフェンシングのためのアスレチック奨学金制度があり、主要校では有能なコーチを雇い、選手の育成、チーム強化に務めている。しかし、わが国に欠けているのは『大学卒業後、国家的スポーツ環境に属していない選手を受け入れるクラブ制度』。フェンシングを続けたくても、それができない選手が多数いるという現状を塗り替え、経済的に国外での試合に出場できない選手たちを支援することが当クラブの使命」と語る。

 同施設では、初心者の経済的負担を軽減するために必要器具を取りそろえ、練習しやすい環境を整えている。料金は、「予約なし」=1,000ペソ(約2,500円/1時間~1時間半。コーチ料、ギア レンタル含む)、「グループクラス」=6,000ペソ(約1万5,000円/8セッション、2時間)、「プライベートレッスン」=7,000ペソ(約1万7,500円/8セッション、1時間)、「メンバーシップ料」=2,000ペソ/月~。

 営業時間は8時~20時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース