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マニラの自家焙煎コーヒー豆販売店が9周年

週末は家族全員店頭で笑顔を見せる

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 マニラ首都圏マカティ市のフリーマーケット「Legaspi Sunday Market(レガスピ・サンデー・マーケット)」に出店する自家焙煎(ばいせん)のコーヒー専門店「TonG Coffee」が9周年を迎える。

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 同マーケットは、採りたての有機野菜や自家製調味料、調理済み料理などを販売する屋台が軒を連ねる日曜朝市。外国人居住者や旅行者にも人気がある。

 同店は新鮮な焙煎コーヒー豆の販売をモットーとしており、オーナーのアントニオ・ミランダさんとベルナルダ・ミランダさん夫妻が娘や息子と一緒に毎週店頭に立っている。

 同店のコーヒー豆は毎週木曜、マニラから車で2時間ほどの町Batangas(バタンガス)で焙煎している。一番人気はハウスブレンドの「CASERO」(300グラム300ペソ=約750円)で、飲んでいるうちに砂糖無しでも苦さの中に甘味を感じるようになるという。「COSMO」(同340ペソ=約850円)、伝統的な「BATANGAS BARAKO」(同280ペソ=約700円)、「PURE ARABICA」(200グラム270ペソ=約675円、300グラム400ペソ=約1,000円)も人気。店頭での試飲や入れたてコーヒーの購入もできる。

 同店は、Tagaytay(タガイタイ)の「Antonio's Fine Dining」をはじめ、各地の有名レストランにも製品を供給し、海外にまで販路を広げている。アントニオさんは「顧客に合ったサービスを重視し、来店客に直接対応できる『パパ&ママ販売』のスタイルを続けていきたい」と話す。

 同マーケットの開催時間は7時~14時ごろ。同店はマカティで土曜に開かれる「Salcedo Weekend Market(サルセド・ウイークエンド・マーケット)」にも出店している。

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