マニラ首都圏ケソンシティーで紙コップや紙箱を製造販売する「GreenPak(グリーンパック)145-B Congressional Avenue,Brgy. Bahay Toro, Quezon City」が羽根付きコーヒーカップの販売を始めた。
同社の創業は2010年。環境に優しい包装メーカーを目指そうと「エコ」のシンボルカラー「グリーン」を社名にした。「得意分野はオリジナル紙コップと箱。短納期と少量から注文できるので、これから事業を始めたい方に最適なサービスを提供している」と社長のジョージ・リシングさん。
顧客はショッピングセンターなどでジュースや弁当などを販売する小売店。日本人が運営に関わる店の紙コップなども手掛ける。他社のミニマムオーダーが3万~5万個に対し、同社は1万個のオーダーから受け付ける。
新商品の羽根付きコーヒーカップは紙の取っ手がついた紙コップ。「熱い飲み物も楽に飲むことができると好評。これからも付加価値の高い商品に挑戦していきたい」とジョージさん。
ジョージさんの娘のイアさんは日本に留学経験がある。「日本語もできるのでDTPや印刷物、販促品などの相談があれば尋ねてきてほしい」とアピールする。
雨後の竹の子のように新しい小売店や飲食店がオープンするフィリピンでは、関連するビジネスチャンスはまだまだありそうだ。