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フィリピンの避暑地でイチゴ祭り 文化をアピールするパレードも

さまざまな衣装で鮮やかなパレード

さまざまな衣装で鮮やかなパレード

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 フィリピン、バンゲット州ラ・トリニダッドタウンで現在、35回目を迎えた「La Trinidad Strawberry Festival 2016(ラ・トリニダッド・ストローベリー・フェスティバル2016)」が開催されている。

キュートな女性とマッチョな男性の肉体美

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同フェスが開かれているのはフィリピンの軽井沢とも呼ばれる避暑地「バギオ」に隣接する田舎町。バギオとういうと同町も含むのが一般的。平均気温が26度を超えることがなく、高原の涼しい気候とレストランなどで提供される地元野菜がたくさん使われた郷土料理を求め連日多くの人々が訪れる。

 フェス期間は2016年2月18日~3月29日までと長く、マラソン、料理対決、ミス・ミスターコンテスト、などさまざまなイベントが週末を中心に開催される。メーンプログラムは3月18日に町役場で行われる祭りと19日行われるパレード。

 祭り会場では屋台が立ち並び、豚の丸焼きなどを振る舞う。名前にふさわしくイチゴを扱う屋台では、摘みたてのイチゴやジャム、シェーク、ワイン、タホなど、さまざまな商品を並べる。

 パレードでは伝統的な部族の衣装やイチゴ、ミツバチのコスプレをした子どもたちを中心に、それぞれの部族、地域の文化などをアピールする。

 マニラからパレードを見に来たというレイモンド・シーさんは「素朴な祭りだが、子どもたちが手作りで衣装を作り、一生懸命この日のために演奏やダンスを練習してきたということが伝わってきてとても感動した。ミスターコンテストにエントリーしている男性のマッチョな裸には興奮した」と感動した様子。

 バギオの6月~9月は雨期で、ほぼ毎日雨が降り毎月の降水量は500ミリ以上となる。訪れるベストシーズンは多くの花が咲き始める11月から雨が少ない4月まで。

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