マニラで日本出身の女優、小澤マリアさんの活躍がフェイスブックなどで話題となっている。
今年4月フィリピン芸能界にデビューした小澤さん、最初の仕事はフィリピン人気の男性誌「FMH」の表紙グラビア。グラビアが反響を呼び、フィリピン映画作品「存在者-Nilalang」への出演が決定した。人気俳優 Cesar Montanoさん、「世界さまぁ~リゾート」のセブ島ロケでリポーターを務めたローデン(Lhordenatics)さんも出演する。
頻繁に日本とフィリピンを行き来している小澤さんはフィリピン最大手のテレビ局 Abs-Cbnを訪れ、バラエティー番組に出演するなど封切り直前の番宣にも精力的に取り組む。
「フィリピンの大渋滞や照り付ける日差しにも次第に慣れてきた。フィリピン名物料理のアドボやシニガン、ハロハロ、そしてバロットも抵抗なく食べられる。もともと英語は話せるが、タガログ語も少しずつ理解できるようになってきた」と小澤さん。
同作品では、マニラに潜伏するヤクザの娘・ミユキを演じる。「多くのシーンで大掛かりなアクションに挑んだ。体にはあちこちにあざもできてしまったが、そうした演技も貴重な経験。充実の撮影だった」と満足気だ。
同作品は今月25日からフィリピン国内で上映され、フィリピン映画祭「Metro Manila Film Festival」にも出品される。