マニラ首都圏で現在、フットケアに通う男性が急増していると話題になっている。

高貴を紫色で表現したという店内

　男性向けメニューに力を入れているネイルサロン「St. Nail（セント・ネイル）」（G/F NFB Building, EDSA corner Arnaiz Avenue 1221 Makati City）マネジャーのキャロル・テュアさんは「男性客は全体の2割弱で、年々多くなっている」と話す。

　同店では、30分の施術で足の角質を取り除き、爪を切りそろえ磨き上げるサービス「フットブリス」（350ペソ＝約910円）の人気が高いという。「足のケアは健康を維持する助けになるといわれている。2週間に1回程度の定期ケアをお勧めしている」とキャロルさん。ビーチで目立つとビーチバカンス前にケアをする男性も多いという。

　同店ではフットケアだけでなく女性向きネイルアートが主力。「マニラでは5年ほど前まではネイルアート専門店は少なく、美容サロンに併設されたものばかりだったが、近年、専門店が急増している」という。「コーポレートカラーの『紫』は『高貴』を表しており、来店客には高貴なサービスを五感で体験してもらいたい」とも。

　同店のサービスは、クラシックマニキュア・ペディキュアの「Top to toe（トップ・トゥ・トゥー）」（400ペソ＝約1,040円）やジェルネイルなど。

営業時間は10時～23時。