マニラ首都圏で活躍するメーキャップアーティスト「Anjie Gogna(アンジー・ゴグナ)」が1月、デビュー5周年を迎えた。
アンジーさんはテレビやコマーシャルの第一線で活躍するメーキャップアーティスト。5歳の時に母親がアンジーさんに内緒でファッションショーのモデルとして出場させたのがきっかけでメーキャップの世界に興味を持つようになったという。
アンジーさんは「得意な分野はエキゾッチク、神秘的な美しさの表現。コマーシャルやファッションショーではモデルは脇役、ウェディングやパーティーでは主役とメーキャップも当然変わってくる。コマーシャルは下着メーカーのモデルをメーキャップする仕事が多いが撮影は徹夜になることもある。待ち時間が長いのがつらいところ。出来上がった作品やウェディングでの花嫁の笑顔を見ると、やっていて良かったと感じる」と笑顔を見せる。
アンジーさんによると、メーキャップは美しさを引き出すもので「絵をかくようなものではない」、マニラの女性はまだメーキャップで「作ったり」「ごまかしたり」しようと考える傾向があるという。「今後はメークだけではなく、スキンケアのアドバイスなども行う、ウェディングメーキャップの分野を伸ばしていきたい」と意欲を見せる。
標準的なパーティーメークは1万5,000ペソ(=約3万9,000円)で3人まで対応する。