明日、20年ぶりにローマ教皇がフィリピン、マニラを訪問する。歓迎ムードは頂点を迎えており、滞在中の5日間はマニラ首都圏は特別休日となる。
マニラの町のあちこちには教皇のポスターが張り出され、Tシャツなどのグッズが並べられローマ教皇の訪問を待っている。20年前の訪問時はローマ教皇を一目見ようとマニラ市にあるリサールパークには500万人が集まり、今回は600万人以上の人出が予想されている。
マニラ首都圏ではローマ教皇滞在中の15日~19日、全ての学校が休みとなり、企業の多くもスペシャル・ノーワークデーとして休みとなるところが多い。空港も利用が制限され欠航や発着時間の変更などの影響が出ている。
ケソンシティーでローマ教皇を意味する「Pope Francis(ポウペ・フランシス)」Tシャツを販売する洋服店「Two Years Collection(ツゥー・イヤーズ・コレクション)」のジェイエムさんは「フィリピン人はほとんどがキリスト教徒でローマ教皇が来て私たちと共に祈ってくれるのはとても興奮すること」と笑顔を見せる。
「ポウペ・フランシスコTシャツは100ペソ(=約260円)~。他のプリントTシャツよりも人気があり、今までに売れた枚数は5枚。」とジェイエムさん。写真やプリントされたメッセージの異なる10種類が販売されている。