iOS向けフィリピンの音楽配信アプリ「Boomerang(ブーメラン)」のダウンロードが12月19日、始まる。
同アプリはダウンロード無料で、アーティストは1曲10~50ペソ(1ペソ=約2.6円)で楽曲をユーザーに提供することができるという。
アプリを提供するのは、マニラ首都圏マカティ市でウェブアプリケーション開発を手掛ける「TAPDAS HEURISTICS(タップダッシュ・ヒューリスティック)」。今年4月に8人の若者で設立した同社はフィリピンのローカル企業向けのウェブツールやウェブページ、SEO対策などを主な業務としている。
「得意とするサービスはモバイルアプリケーションの開発。フィリピン人はとても音楽が大好きで、やることがなくなると多く人は歌を口ずさむ。そんな歌好きのフィリピン人ためにアーティストとユーザーを結ぶプラットフォームを開発した」と同社CTOのクリスチャン・ラミレスさん。
「ゆくゆくはフィリピンで一番の音楽配信アプリとしてフィリピンのiTuneと呼ばれるアプリにしたい」と意気込む。当面はiOS向けのみで、アンドロイド向けは2月に配信できるよう準備を進めているという。