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比独立の英雄「リサール」題材にしたメニュー-BGC隠れ家レストラン

比独立の英雄「リサール」を題材にしたメニューはフォアグラの上に比の定番おやつ「タホ」のソースと斬新だ。

比独立の英雄「リサール」を題材にしたメニューはフォアグラの上に比の定番おやつ「タホ」のソースと斬新だ。

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 マニラ首都圏タギッグ市グローバルシティーの外れにある隠れ家的レストラン「the Goose Station」で現在、フィリピン独立の英雄をコンセプトにした新メニュー「Rizal」が話題を集めている。

オーナーシェフのロバートさんは親日家で和食からインスピレーションを受けているという

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 2009年開業の同店。テレビ番組にも出演するフィリピンの有名シェフ、ロベルト・ペンサムさんがオーナーシェフを務める。店名はフランス語の「デギュスタシオン」が由来、英語で言い換えれば「テイスティング」、ワインなどの味見に使うフランス料理用語のパロディー。

ロベルトさんは新メニューの着想について、「その国の料理と言った時、料理は伝統とレシピと技術からできている。伝統の解釈は『おばあさん味、そして、それを受け継ぐお母さん味』といった物が代々伝わっていくというのが一般的だが、今回のメニューでは伝統を『歴史、文化や私たちフィリピン人の誇り』という解釈に置き換えてみた」と話す。

 「その結果、全く古くて新しいフィリピン料理のインスピレーションを得ることができた」と自信を見せる。新メニュー名「Rizal」はフィリピン独立の英雄「ホセ・リサール」の生涯をメニューで表現している。ホセ・リサールは医師、学者、教師であり、スペインからの独立運動の精神的、理論的な主柱をなした一人。最期はスペイン軍により35歳で銃殺されたが、フィリピン独立の父と慕われている。今もフィリピン中にホセ・リサールの名を冠した講演や通りが数多く存在する。リサールは留学の経由で来日もしており親日家としても知られる。

 ロベルトさんは新メニューについて「例えば、出来たての豆腐に黒蜜とタピオカのソースをかける『タホ』というフィリピンの『伝統的』なおやつ、豆腐をフォアグラ、黒蜜をシェリー酒のソースに置き換えてみた。『私たちの国は貧しいが、ありふれたものに知恵を加えて新しい何かを作りだそう』というリサールの演説からヒントを得て生み出した」と話す。

 「次はフィリピン各所で行われている、華やかなお祭りを題材にメニューを作るつもり。まずは『マスカレード祭り』をフォーカスしたい」と意気込む。

 「Rizal」メニューは全8品の構成のコース料理(3500ペソ)、他メニューはコース料理のみ。

 営業時間は18時~21時30分。日曜定休。

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