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マニラ老舗の焼肉店がケソンシティーに支店をオープン

レンガ作りの重厚な店内

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 マニラ首都圏マカティ市に8月、焼肉店「三田屋(2F Colbella Arcade, 910 Pasay Road, San Lorenzo Village, Makati City)」がケソンシティーに支店をオープンする。

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 マニラで日本料理店の老舗となる三田屋は2000年12月、マカティ市で日本料理店や日本人向けカラオケ店が多く集まるパサイ通りにオープンした。元商社マンのオーナーによる厳しい品質管理とリーズナブルな料金設定が人気を呼び、2006年にはマニラ湾が一眺できるハーバースクエアに姉妹店「但馬(2F, Harbour Square Building #1, CCP Complex, Bucaneg Street, Manila City)」を出店した。

 店を切り盛りするマネジャーの小林健三郎さんは「店の運営の大変なところはスタッフの管理。フィリピン人の感覚で勝手に味が変わってしまったりしないように常に目を配る」と話す。小林さんはもともとアパレル関係で働いていたが、父の仕事を助けるため昨年11月マニラにやってきた。海外で働きたい、自分でマネジメントしたいという希望と父が経済躍進中のフィリピンですでに事業を営んでいた状況がマニラ行きを決断させたという。

 焼き肉メニューは、主力の三田屋カルビ(=400ペソ)をはじめ、厚さ1センチほどの「特上霜降り厚切り牛タン」(=500ペソ)、創作焼き肉の焼きしゃぶカルビねぎ巻き(=300ペソ)など20種以上。しゃぶしゃぶ(2人前=1200ペソ)、もつ鍋もある。フィリピンの代表的料理キラウインをアレンジしたシーフードキラウインサラダ(=200ペソ)などサイドメニューは30種以上。日本では販売規制されている牛刺し(=300ペソ)、ユッケ(=300ペソ)も。石焼きビビンバ(レギュラー=300ペソ、ハーフ=200ペソ)、焼肉屋のカレーラーメン(レギュラー=300ペソ、ハーフ=200ペソ)など10種以上のご飯、麺と好みに合わせて天ぷら刺身、すしも取りそろえる。セットメニューは2~3人前(=900ペソ~)。

 小林さんは「急速な経済発展のさなかにあるフィリピンは今、目に見える激しい変化をとげている。この変化に柔軟に対応しお客さまに喜んでもらえるよう三田屋を守り、発展させていきたい」と力を込める。

 営業時間は17時~23時(土曜、日曜12時~)。

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